条件とは

手紙02条件とは、法律行為の効力の発生や消滅を、将来の発生が不確定な事実にかからせる付款、またはその事実自体のことをいいます。付款とは、法律行為又は行政行為の効果を制限するための定めのことです。
大きく分けて、停止条件と解除条件があります。前者は、法律行為の効力発生に条件が付されている場合であり、成就した時からその効力が生じます。例えば「A君が◯◯大学に合格したら、A君の父親がA君に腕時計を買ってあげる」という約束です。停止というより開始といったほうが分かりやすいような気がしますが、法律の世界では昔から停止と言われています。いっぽう後者は、法律行為の効力の消滅に条件が付されている場合であり、成就した時からその効力を失うものです。例えば「買い主の代金支払いが滞った場合には、契約関係は消滅し、買い主は受け取った品物を売り主に返還しなければならない。」というものです。
ちなみに、将来発生することが確実な事実(「来月の10日」のように、いつになるかはっきりしている場合と、「次に晴れる日」のように、いつになるかはっきりしていない場合の両方を含みます)に法律行為の効力の発生や消滅をかからせる場合は期限といいます。

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