和解に必要な条件

本03民事訴訟を提起した場合、原告と被告双方が自分に有利な主張と証拠提出を裁判所に対して行ない、裁判官が、双方の主張や証拠から、どちらの方がより正しいことを主張しているかを判断したうえで最終的に判決を下すという流れになります。この判決の前に、通常は和解手続きが行なわれます。この手続きは、民事訴訟のみで行なわれ、刑事裁判の場合にはこの手続きはありません。和解は裁判所から解決案が提示され、原告と被告双方が受け入れるか否かを回答します。裁判所から受け入れを強制されることはありません。民事訴訟では、裁判所は出来るだけ和解で解決させようとします。なぜかと言うと、和解で終了すれば、裁判官はかなり手間の掛かる判決文を書かなくてもよいからです。裁判官は大量の案件を抱えており、全てに判決文を書いていては仕事になりません。また、判決文にはなぜそのような判決に至ったか理由を書かなければなりませんが、当事者にとっては大事でも回りからみれば、かなりくだらない裁判もあります。そのようにどうでもいいでしょと言いたいような案件では、判決の理由をこしらえることも大変なことになります。普通は判決内容と同じ和解案が出されるので当事者は受け入れたほうがよいでしょう。

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