少額訴訟とメリット

本06少額訴訟とは、訴額が60万円以下の事件に限り、通常より簡素な手続きで裁判を行える制度のことです。
この制度のメリットは、まず「弁護士に依頼しなくてもできる」ということです。
訴訟を起こすとなると、それなりの法律知識が要求されますが、少額訴訟の場合は訴状の書き方も簡単ですし、裁判官などから進め方に関する助言を受けられるので、素人でもスムーズに行うことが可能です。
二つ目のメリットは、費用がかからないこと。
訴訟を起こした場合、勝っても負けてもそれなりに費用がかかります。
しかし、少額訴訟ではまず弁護士費用がかかりませんし、必要なのは印紙代(1,000円~6,000円)と切手代(4,000円程度)くらいです。
ただし、相手が支払義務を果たさない場合は、強制執行する必要があるので、その分の費用が上乗せされます(といっても、1債務者につき4,000円の印紙代と、3,000円~4,000円の切手代くらいですが)。
三つ目のメリットは、すぐに済むということです。
通常の訴訟は決着までに長い時間がかかりますが、少額訴訟であれば申し立てから判決まで2ヵ月程度と、非常に迅速になっています。
また、基本的にその日のうちに判決が出されるので、何度も裁判所に足を運ぶ必要もありません。

コメントは受け付けていません。