家庭裁判所の判決と支払猶予について 

本05通常訴訟は、適正かつ公平な紛争解決に重点がおかれ、訴訟手続きが複雑なため遅延して、紛争解決にならない場合があります。
そのため、民事訴訟・少額訴訟・民事調停など、請求額が少額で軽微な紛争を迅速かつ簡易に解決するために、簡易裁判所があります。
簡易裁判所では、国民に最も身近な裁判所であるために、裁判所ウェブサイトを設け、窓口には各種手続を分かりやすく説明した案内・訴状の定型用紙が置いてあります。
少額訴訟とは、民事訴訟のうち60万円以下の金銭の支払いをめぐるトラブルを速やかに解決するための手続きで、今までは、諦めてしまっていた少額の金銭トラブルも、解決できるように工夫されています。
手数料は通常訴訟と同じで、訴訟の目的価格が10万円以下なら1000円、最高でも6000円です。
少額訴訟では、原則、1回の審理で完了し、直ちに判決を言い渡されるので、証拠は審理の日に調べられる物に限ります。
簡易裁判所は、支払いを認める場合でも、分割払いや支払猶予の判決を言い渡すことができますが、分割払い・支払猶予・遅延損害金の免除の判決に対しては、異議を申し出ることはできません。
訴訟の目的価格が60万円以下でも、被告が望まない場合や、少額訴訟になじまないと判断したら職権で通常訴訟になります。

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